いつもとはかなり雰囲気が異なる、死をテーマにした短編集。(わたしとわたしではない女)が、1番。主人公はすでに、認知症を患っており、出来事を順序だてて認識できない。そして、生まれてこなかった双子の妹がいつも近くで見ているような錯覚を持っている。…
だんだん、荒くなってきた感じ。マサをもう少し深掘りして欲しかった。ハンマーで、人間を叩き壊して、カバンに詰めて持って帰る、伝説の殺人鬼ブルーマーダー。実は復讐に燃える正義感が強い元警察関係者なら?ブルーマーダー 警部補 姫川玲子 (光文社文庫)…
スタンドバイミーの子も出てる。小学校低学年だったので、実に30年前の映画。当時、レンタルビデオを返却する2泊3日の間に何回もみた。近所の友達も来てた。懐かしー。オルガンの(ブビー♫)のシーンが1番好き。よく覚えてる。あとスロースのあの登場時のイン…
幼稚園から大学卒業まで、17回は春が訪れ、人間関係が一新する。いつからか、そんな春が訪れることがなくなる。しみじみとそう思う。物語は、2つの話を平行で進めて最後に繋がるやつ。おもしろいけど、オチが少しあっけなく。。。 春を嫌いになった理由 (光…
文庫書き下ろし、ペンション良いね。面白くて一気読み。けど、そこまで怖くない。黒い羽は、東京喰種ではなく、テラホーマーズな感じ。また次に期待。やっぱり姫川のが読みたい。黒い羽 (光文社文庫)作者:誉田 哲也光文社Amazon
今まで、カタカナタイトルだったのが、急に漢字タイトル。昔、香港映画というジャンルがあり、古いが、死亡遊戯を思いだした。今回は姫川チームの活躍なし。井岡しゃんの登場もなし。複数の話が同時に進み、最後に重なる。週末一気読みには楽しめたが、うー…
涙腺崩壊のお江戸の橋にまつわる市井の物語。両国橋に永代橋、萬年橋まで、出会いと別れを扱った名作。隅田川(小名木川含む)、浅草から門前仲町までが、庶民の暮らしに密接した橋があったのでしょう。連作短編だが、[約束]が1番好き。橋の上で将来会いましょ…
コロナ禍でやたらと昔の名作をテレビでやってる。飲みに行かないから、おっさんテレビに夢中。これは名作やな。焚き火のクリスの告白が忘れられん。12歳のやつらのことが忘れられん。I never had any friends later on like the ones I had when I was twelv…
姫川シリーズは重いので休憩。ソーナンス。マーイッカ。な、感じ。料理エッセイの得意な角田先生のこじらせ系。なんだかなー。昭和から平成感はんぱない。ダンチとラブホ、そしてカテキョ、そう、昭和生まれ平成育ち。それそれ。ジャスコで会いましょー、な…
警察👮🏻♀️vs マル暴の昭和な感じ。だんだん、姫川、このシリーズの魅力がわかってきた。透明の雨。。。そういうことね。インビジブルレイン (光文社文庫)作者:誉田哲也発売日: 2012/07/12メディア: 文庫
シリーズの2作目。工事現場の足場から落下する事故が相次ぐ。また、河原では左手だけが発見され、殺人事件の帳場を開設する。いつもの、ワクワクの展開。ソウルケイジ 警部補 姫川玲子 (光文社文庫)作者:誉田 哲也発売日: 2009/10/20メディア: Kindle版
緊急事態宣言下、日本橋図書館は再開。このシリーズおもしろいので、休日に一気読み。今年の梅雨入りは早いが、図書館再開でよかった。ベトナム戦争から帰還した米軍が絡む殺人事件。後味の悪さは最高の作品ルージュ~硝子の太陽~ 警部補 姫川玲子 (光文社…
刑事物。主役の姫川玲子は、実写は竹内結子なのね。反抗が凶悪過ぎて現実感がない。シリーズのまずは、第一巻。ストロベリーナイト 警部補 姫川玲子 (光文社文庫)作者:誉田 哲也発売日: 2009/11/27メディア: Kindle版
なんでテレビで2週にわたってやるの?絶対あらすじ覚えてないし。途中で終わり絶望してから1週間。後半は別物の映画でした。ローズのおかんや紳士達もほとんど出てこない。後半は、前半のあらすじ関係ない。ひたすら沈む沈む。パニック映画。こんなんテレ…
もう20年以上前の映画。船の舳先でタイタニックごっこをやっているのは、おじさんとおばさんだけだろう。時が経つのは早い。ケイトウィンストレット💎、レオ様🎨、みんな若い。映画は今見ても面白い。でかい女が板にしがみつき、デカプリオが沈んでいくシーン🌊 し…
占守島の戦い、あまり知られていない1945年8月18日、まさに終戦後に始まった新しい戦争。あの夏の1番長い日は当時の日本の最北端では、終わっていなかった。停戦交渉のために英語通訳を読んでおり、誰しもが米兵の上陸を予想していた。しかし、やってきたの…
約700ページを一気読み。適度にピンチに陥りながらも、人の出会で大逆転。大企業の嫌味な奴らを見返し、気分爽快。半沢にも通ずるアレ。これは休日に読む価値ありだわ。陸王/池井戸潤著メディア:
ひそやかな花園 (講談社文庫)作者:角田 光代発売日: 2014/02/14メディア: 文庫 いつものドロドロ系。ただ、今回のは、子供の頃に楽しみにしていたサマーキャンプに隠されたある(秘密)のインパクトが弱い。登場人物のキャラも弱く、もっと引っ掻き回してくれ…
妖怪少年の荒俣自伝を読んだ後に、読みたくなった澁澤龍彦。日本に限らず、中国、世界の不思議な話に精通した著者。昔から、人は不思議な話が大好き。中でも、魂が体から分離する話しは世界各国沢山ある。寝ている間に魂が抜け出し、その時の体験を覚えてい…
虚と実、三つの話が同時並行で少しずつ進んでいく。脚本家殺しの台本があり、そのリハーサルをやっており、現実にも殺人事件があり、犯人を見つけるために、演技をする。何が何だか分からない異色のミステリー。魂は21g 。死ぬとちょうど21g体重が減るらしい…
歴史学者が語る現代。様々な考察がされおり非常に興味深い。現代の知識詰め込み型の教育に警鐘をならす。この情報が溢れる時代、かつ検索エンジンですぐに答えを知れる中で、暗記した知識に意味があるのか。本が貴重な時代は、素晴らしい教育もこれからは時…
いつもの我が料理の心の師匠のエッセイ。今回もほっこり。天麩羅をあげた時は家族がすぐに食べにこないと嫌。その通り!天麩羅は揚げたてに限る。など、オレンジページ連載のお料理ネタの本。教科書として使える。大事なことばかり。月夜の散歩作者:角田 光…
いつものドロドロ系。今回はママ友がテーマ。初めは、仲が良かった5人のママ達がクリスマスパーティーから仲違いする話。理由も下らなく、誘ってもらえなかったとか、料理を皿に盛らずにタッパーで出したとか。。。子供を通じてそこにいるだけ、または情報交…
北の国から87年初恋。田中邦衛さんの追悼で再放送。もう30年以上も前、当然ながら出ている人みんな若い。れいちゃん(横山めぐみ)の夜逃げも泣きますが、1番の泣かせどころは最後のトラックシーン。(おれは受け取れん。ドロのついたピン札、お前が一生持って…
2020年4月から5月頃を中心としたインタビュー集。約一年だがその当時の不安や希望が見え隠れする。ワクチンは上市されたが、回ってくるのはまだ当分先になりそう。。。一年前と結局は何も変わってない。インタビューで印象に残ったのは、冒険家の角幡氏。コ…
中学、高校と昼食代を節約するために図書館に引きこもっていた荒俣少年。知らなかったが平井呈一氏を師匠と仰ぎ、この師匠は実は[うさぎや]の主人の双子の弟。なんでも昔は双子が忌み嫌われたらしく、日本橋浜町の炭屋に養子に入ったらしい。この本、かなり…
今年は桜が早くも満開。3/28の雨で散ってしまったのか心配☔️週末のお楽しみに時代劇。出自不明の主人公が、殺し屋になる話。テンポ良く話が進み、雇主である香具師の元締まで殺害。失うものが何もないやつは強い。だが、育て親の和尚には手が出ない。闇は知…
角田光代の[本]に関係する短編集。[ミツザワ書店]が一番おもしろい。次は[さがしもの]。どちらも、おばあちゃんがでてくる。[ミツザワ書店]は、本ばかり読んでいるおばあちゃんが営んでいる本屋さんに、作家になった主人公が中学生の頃の万引きを謝りにくる…
短編集。[Yesterday]と[Kino]が良かった。著者は[ノルウェイの森]が有名だが、今回の[イエスタデイ]も傑作。Yesterday is two days before tomorrow, The day after two days ago. (昨日は明日の2日前、2日前の次の日)Kita-kunが、ふざけているのか、本気な…
ハグとナガラの介護世代の旅行の話。いや、旅行ではなく友情の話。ハグは、1人旅に出て、タクシー運転手に[お一人ですかと聞かれ]、[どういう意味ですか?]と返す嫌なヤツ。この時点で、本を閉じようと思うが、ハグは結婚を諦め、仕事も退職し、親の体調も悪…