日本橋生活 盆踊りなど日々の記録

盆踊り、旅行あとは読書

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

読書 : 銀河鉄道の父

直木賞受賞作品。質屋の主人である父親目線の話。賢治とトシの話。時代を超えて父の子供への愛情を感じる小説。今で言うビジネスマンにはなれない賢治。また病気が致命症となる社会に考えさせられました。銀河鉄道の父 (講談社文庫)作者:門井慶喜発売日: 202…

読書 : 十二人の手紙 井上ひさし

12人の手紙だけで成り立つ小説。短編集だが、どれもちゃんとオチがある。プロローグとエピローグが繋がっておりで、最後に全ての登場人物が同じホテルに泊まっている設定。伏線とその回収が好きな方はおすすめ。十二人の手紙 (中公文庫)作者:ひさし, 井上…

今年は夏祭りも中止

楽しみにしていた、中央区大江戸まつり盆踊りは、正式に中止になりました。さすがに無観客という訳にはいかないので、仕方ないですね。https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kurasi/komyunitei/ooedomaturi.html準備の皆様ありがとうございました。

読書 : [第三者委員会]の欺瞞 八田進二

久しぶりに新書を購入。第三者委員会を題材とした貴重な本。世の中に不祥事がある限り必ずといって設置される第三者委員会。日弁連のガイドラインだけが拠り所であり、基準となる法は今のところない。コーポレートガバナンス上における社外取締役、監査役の…

読書:竜が最後に帰る場所 恒川光太郎

読後、不思議な感覚になる短編集。特に最後の[ドロンゴ]は、全ての生物に対する威厳と悲哀を感じる名作でした。ドロンゴと共に成長し、自らの使命を果たすための冒険に出かけます。主人公は、まさにニュー・ノーマルの連続で、今までの常識の枠内に囚われず…