日本橋生活 盆踊りなど日々の記録

盆踊り、旅行あとは読書

2021-01-01から1年間の記事一覧

読書 : ソウルケイジ 誉田哲也

シリーズの2作目。工事現場の足場から落下する事故が相次ぐ。また、河原では左手だけが発見され、殺人事件の帳場を開設する。いつもの、ワクワクの展開。ソウルケイジ 警部補 姫川玲子 (光文社文庫)作者:誉田 哲也発売日: 2009/10/20メディア: Kindle版

読書 : ルージュ 誉田哲也

緊急事態宣言下、日本橋図書館は再開。このシリーズおもしろいので、休日に一気読み。今年の梅雨入りは早いが、図書館再開でよかった。ベトナム戦争から帰還した米軍が絡む殺人事件。後味の悪さは最高の作品ルージュ~硝子の太陽~ 警部補 姫川玲子 (光文社…

読書 : ストロベリーナイト 誉田哲也

刑事物。主役の姫川玲子は、実写は竹内結子なのね。反抗が凶悪過ぎて現実感がない。シリーズのまずは、第一巻。ストロベリーナイト 警部補 姫川玲子 (光文社文庫)作者:誉田 哲也発売日: 2009/11/27メディア: Kindle版

テレビでやってたタイタニック後半 🛳 Titanic for the first time in 2 decades

なんでテレビで2週にわたってやるの?絶対あらすじ覚えてないし。途中で終わり絶望してから1週間。後半は別物の映画でした。ローズのおかんや紳士達もほとんど出てこない。後半は、前半のあらすじ関係ない。ひたすら沈む沈む。パニック映画。こんなんテレ…

テレビでやってたタイタニック🚢 前編

もう20年以上前の映画。船の舳先でタイタニックごっこをやっているのは、おじさんとおばさんだけだろう。時が経つのは早い。ケイトウィンストレット💎、レオ様🎨、みんな若い。映画は今見ても面白い。でかい女が板にしがみつき、デカプリオが沈んでいくシーン🌊 し…

読書 : 終わらざる夏 浅田次郎

占守島の戦い、あまり知られていない1945年8月18日、まさに終戦後に始まった新しい戦争。あの夏の1番長い日は当時の日本の最北端では、終わっていなかった。停戦交渉のために英語通訳を読んでおり、誰しもが米兵の上陸を予想していた。しかし、やってきたの…

読書 : 陸王 池井戸潤

約700ページを一気読み。適度にピンチに陥りながらも、人の出会で大逆転。大企業の嫌味な奴らを見返し、気分爽快。半沢にも通ずるアレ。これは休日に読む価値ありだわ。陸王/池井戸潤著メディア:

読書 : ひそやかな楽園 角田光代

ひそやかな花園 (講談社文庫)作者:角田 光代発売日: 2014/02/14メディア: 文庫 いつものドロドロ系。ただ、今回のは、子供の頃に楽しみにしていたサマーキャンプに隠されたある(秘密)のインパクトが弱い。登場人物のキャラも弱く、もっと引っ掻き回してくれ…

読書 : 東西不思議物語 澁澤龍彦

妖怪少年の荒俣自伝を読んだ後に、読みたくなった澁澤龍彦。日本に限らず、中国、世界の不思議な話に精通した著者。昔から、人は不思議な話が大好き。中でも、魂が体から分離する話しは世界各国沢山ある。寝ている間に魂が抜け出し、その時の体験を覚えてい…

読書 : 中庭での出来事 恩田陸

虚と実、三つの話が同時並行で少しずつ進んでいく。脚本家殺しの台本があり、そのリハーサルをやっており、現実にも殺人事件があり、犯人を見つけるために、演技をする。何が何だか分からない異色のミステリー。魂は21g 。死ぬとちょうど21g体重が減るらしい…

読書 : 21 Lessons ユヴァル ノア ハラリ

歴史学者が語る現代。様々な考察がされおり非常に興味深い。現代の知識詰め込み型の教育に警鐘をならす。この情報が溢れる時代、かつ検索エンジンですぐに答えを知れる中で、暗記した知識に意味があるのか。本が貴重な時代は、素晴らしい教育もこれからは時…

読書 : 月夜の散歩 角田光代

いつもの我が料理の心の師匠のエッセイ。今回もほっこり。天麩羅をあげた時は家族がすぐに食べにこないと嫌。その通り!天麩羅は揚げたてに限る。など、オレンジページ連載のお料理ネタの本。教科書として使える。大事なことばかり。月夜の散歩作者:角田 光…

読書 : 森に眠る魚 角田光代

いつものドロドロ系。今回はママ友がテーマ。初めは、仲が良かった5人のママ達がクリスマスパーティーから仲違いする話。理由も下らなく、誘ってもらえなかったとか、料理を皿に盛らずにタッパーで出したとか。。。子供を通じてそこにいるだけ、または情報交…

古尾谷雅人のトラック

北の国から87年初恋。田中邦衛さんの追悼で再放送。もう30年以上も前、当然ながら出ている人みんな若い。れいちゃん(横山めぐみ)の夜逃げも泣きますが、1番の泣かせどころは最後のトラックシーン。(おれは受け取れん。ドロのついたピン札、お前が一生持って…

読書 : コロナ後の世界を語る

2020年4月から5月頃を中心としたインタビュー集。約一年だがその当時の不安や希望が見え隠れする。ワクチンは上市されたが、回ってくるのはまだ当分先になりそう。。。一年前と結局は何も変わってない。インタビューで印象に残ったのは、冒険家の角幡氏。コ…

読書 : 妖怪少年の日々 荒俣宏

中学、高校と昼食代を節約するために図書館に引きこもっていた荒俣少年。知らなかったが平井呈一氏を師匠と仰ぎ、この師匠は実は[うさぎや]の主人の双子の弟。なんでも昔は双子が忌み嫌われたらしく、日本橋浜町の炭屋に養子に入ったらしい。この本、かなり…

読書 : 闇は知っている 池波正太郎

今年は桜が早くも満開。3/28の雨で散ってしまったのか心配☔️週末のお楽しみに時代劇。出自不明の主人公が、殺し屋になる話。テンポ良く話が進み、雇主である香具師の元締まで殺害。失うものが何もないやつは強い。だが、育て親の和尚には手が出ない。闇は知…

読書 :この本が、世界に存在することに 角田光代

角田光代の[本]に関係する短編集。[ミツザワ書店]が一番おもしろい。次は[さがしもの]。どちらも、おばあちゃんがでてくる。[ミツザワ書店]は、本ばかり読んでいるおばあちゃんが営んでいる本屋さんに、作家になった主人公が中学生の頃の万引きを謝りにくる…

読書 : Men without women Haruki Murakimi

短編集。[Yesterday]と[Kino]が良かった。著者は[ノルウェイの森]が有名だが、今回の[イエスタデイ]も傑作。Yesterday is two days before tomorrow, The day after two days ago. (昨日は明日の2日前、2日前の次の日)Kita-kunが、ふざけているのか、本気な…

読書 : ハグとナガラ 原田マハ

ハグとナガラの介護世代の旅行の話。いや、旅行ではなく友情の話。ハグは、1人旅に出て、タクシー運転手に[お一人ですかと聞かれ]、[どういう意味ですか?]と返す嫌なヤツ。この時点で、本を閉じようと思うが、ハグは結婚を諦め、仕事も退職し、親の体調も悪…

読書 : 塩狩峠 三浦綾子

浜町公園にて、最近は自粛が多く季節感ないですが春が近い。—————-旭川のすぐ近くにある、天塩と石狩の境実在の峠と実在の事故を題材にした小説。明治時代、主人公信夫が、子供の頃から話が始まり、生き様を決定付ける様々なエピソードを経て、事故までの20…

読書 : 千利休とその妻たち 三浦綾子

妻たち。前妻である[お稲]と、後妻である[おりき]の2人が妻たち。それぞれの嫡子が、2人とものしょうあん(紹安と小庵)。その後の歴史は、後妻の子供であった[小庵]が、三千家を成して今に茶道に繋がる。それにしても、[お稲]の扱いが悪い。三好長慶の妹で、…

読書 : おもかげ 浅田次郎

読み終わると意味深なタイトル。捨て子として育った正一が、定年にあたる65才誕生日に倒れ意識不明の重体になる。死ぬ前に見る幻覚から真実が見えて来る。普段から東京メトロに乗っていると、なお楽しめる。娘婿、カッちゃん、最終章の[黄色いゆりかご]、泣…

大江戸まつり盆おどり大会 2021 中止決定

令和2年度に早々と中止決定ですな。。。 コロナ収束にはやはり数年が必要? https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kurasi/komyunitei/ooedomaturi.html 当然、練習会も中止ですね。本当に覚えた中央区の盆踊り全部忘れそうお祭りジャパンなるサイトで、大江戸を…

読書 : 魔眼の匣の殺人 今村昌弘

[屍人荘]のまさかの続編。前編がわりと尖った内容で、これ以上はないかてあまり期待していなかったのですが、こちらも面白く半日で一気読み。今度もちゃんとミステリになっている。お決まりの[皆さん食堂に集まってください。今から犯人を教えます]的なのも…

読書 : 暗幕のゲルニカ 原田マハ

[鳩の絵]や[泣く女]等ピカソの絵が魅力的で思い焦がれる。リトグラフ欲しくなります。 ただ、小説としては全体的に何か浅薄な感じがする。特に、現代編のアートの力で戦争に反対する!この中途半端で勘違いな感じが噴飯物かと。 [ゲルニカ]の絶対的な創造主…

読書 : 緊急提言パンデミック ユヴァル・ノア・ハラリ

緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー作者:ユヴァル・ノア・ハラリ発売日: 2020/10/07メディア: Kindle版 2020年10月頃に刊行された著書。3月頃から発表された論文とEテレのインタビューをまとめたもの。論文とインタビューに重複した内容があるものの…

読書 : ツリーハウス 角田光代

壮大な家族3代の大河小説。藤代家の家族・兄弟達はみんな無気力で職にも付かずに実家の翡翠飯店にいる。また親戚もいなければ、自分達のルーツも知らない。そんな家族の始祖である祖母は、満州に開拓団からの引揚者。子を生み、そして子供達は、それぞれ戦後…

読書 : 盆踊りの戦後史 大石始

盆踊りの戦後史 ――「ふるさと」の喪失と創造 (筑摩選書)作者:始, 大石発売日: 2020/12/17メディア: 単行本(ソフトカバー) とあるサイトで紹介されているのを見つけ、勉強のために、早速日本橋図書館で取り寄せ。大正時代のレコード普及、戦後の復興期、高…

読書 : 見果てぬ花 浅田次郎

これ、JALの飛行機に乗ると読めるエッセイ集でした。著者が中国に出張に行ったりと、コロナ直前ぐらいまでの物を集めたもの。久しく飛行機に乗ってませんが、まだ機内誌やっているのでしょうかね。。。(吉田修一さんのも。)内容は安定して面白い。新潟県(上…