日本橋生活 盆踊りなど日々の記録

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読書 : 夕映え天使 浅田次郎

表紙はどこか昭和臭のする夕暮。ノスタルジーに浸りたく読みました。

[琥珀]が一番。

次は、[切符]ですな。

[琥珀]は、定年前のダメ刑事がたまたま降りた寂れた港町の喫茶店で犯人を見つけるもの。多くは語られないが、長く生きるのは大変ですね。

[切符]は、戦後の終わりから東京オリンピック、祖父に育てらる子供の話。戦後を引きずる祖父と、新しい時代を生きる孫。こういうの昭和な小説が読みたかった。

[特別な一日]は、SFショート小説調のドンデン返し。

夕映え天使

夕映え天使