読書 : このサンドイッチマヨネーズ忘れてる/ハプワーズ16, 1924年
ふとしたことから、読みたくなりました。残念ながら、ダイエット本ではなく、アメリカ小説。サリンジャーの、[ザ•キャッチー•イン•ザ•ライ]のもとになった短編小説と、[フラニーとズーイ]の続きにあたるハプワーズという作品からなる短編集。
ハプワーズは、キャンプに行ったシーモア兄さんが、ただただ愚痴るだけの問題作。翻訳者の後書きに、当時の書評でも評判が悪かったとのバクロ。シーモアは、兄弟の思い出にしかでてこないので、聡明かつ偉大なイメージがあったけど全てぶち壊し。ただの拗らせた若者だということを表現したかったのか。。。
サリンジャーは、もっと読みたいけど作品が少ないので、これにて完了。村上春樹が、ナインストーリーの翻訳してくれないかな。
このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年 (新潮モダン・クラシックス)
- 作者:J・D・サリンジャー
- 発売日: 2018/06/29
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