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読書 : サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ

なぜか下巻だけ図書館から貸し出し。


ハラリの幸福論は、セロトニンドーパミンオキシトシンなどの化学物質である。フランス革命前の人類と現代人の幸福は化学物質が同じであれば、幸福感は変わりがないとのこと。幸福には、文明や自由となる革命による効果は関係ない。

ハクスリーの[すばらしい新世界]の[ソーマ]が幸福感の全てであると。この考えは誤りではない。なぜなら人類は幸福を手に入れたから。しかしながら、ハクスリーのアルファは選ばれし人間であった。アルファと野人は同じサピエンス。ハリルは、進化したサピエンスも考慮している。


人類が、次の世代で何を望んでいるか。歴史学者のあらたな視線での力作。

これから上巻も読みます。